自然豊かな環境で家族と共に暮らしたい|K邸

2024.07.17

VITALO KAIBARAでは実際に家を建てられた方に土地や暮らしの魅力をお聞きしております。
今回ご協力いただいたのは丹波市出身で子育てのタイミングで地元に戻られた居住者様です。

K邸の家づくりは、自然豊かな環境で家族と共に暮らしたいという想いから始まりました。居住者様は元々このエリアの隣町で育ち、一度都会に出て生活をしていたものの、都会の生活に違和感を感じ、再びこの地に戻りたいと感じていたようです。その背景には、子供たちが自然に囲まれた環境で伸び伸びと成長してほしいという強い想いがありました。

都会でのマンション生活時代には子供たちが退屈している姿を度々目にし、もっと自然に触れさせてあげたいという考えが強くなっていきます。丹波の広々とした土地、川や山といった自然の中での生活は、子供たちにとってまさに理想的な環境でした。自然の中で虫を見つけたり、川遊びをしたりすることが、子供たちの好奇心を刺激し、豊かな成長につながっている実感があるようです。

「プラスチックのおもちゃばっかいじってるとか、 全然違うんですよね。虫をこう、見つけた時、触ったりする。そういった子供の好奇心の積み重ねが、やっぱり楽しそうで」インタビュー中にも度々自然の魅力をお伝えいただきました。

家づくりにおいて特にこだわったのは、家族全員が一緒に過ごす時間を大切にする空間づくりでした。ダイニングテーブルを中心にした設計を取り入れ、家族全員が一緒に食事を楽しめるようにしました。また、家の中だけでなく、庭や周囲の自然環境も含めて手を加え、楽しむことができる場所を選びました。このように、生活の質を高めるための工夫が随所に見られます。

家づくりはもちろんスムーズに進んだわけではありません。理想の暮らしを実現するためにあれもこれも…という気持ちもあったようです。
「ちょっと自分を冷静に見て、これ、自分の生活に合ってるんかな」

「納豆食べて、漬物食べたり、味噌汁飲んだり。そういう生活が日本人らしいというか、自分らしいというか。そんな気持ちになってきたんです。」

設計や施工については、信頼できるプロに任せることの重要性を感じておられました。ご自身のイメージを設計に落とし込んでくれそうな設計事務所を探すところから始まります。
そこで巡り合った建築家に即座に依頼し、家づくりのプロジェクトがスタートしたとのことです。

家づくりは一つの大きなプロジェクトのようなものです。ご自身だけで進めるのではなく、建築家や工務店とも緻密に連携を取りながら進めていくことを非常に重視しておられました。

「土地選びにも慎重を期し、自分たちの希望に合った場所を見つけるまでには時間がかかりました。その努力の甲斐あって、理想の土地に家を建てることができたと思います」家を建てる過程では、計画性を持ち、主体的に関わることが求められます。家づくりは一大プロジェクトであり、何度も計画を練り直し、詳細に渡って調整する必要がありました。

今回話をお聞きする中で、家だけでなく周辺環境も含めた空間を暮らしと捉えているとおっしゃっておりました。「VITALO KAIBARAにはそのように思える自然や施設が多くあることも魅力の一つだなと感じます。理想の生活をするにはたくさん詰め込みたくなるけど、全部実現できるわけじゃない」

自分の中でひとつ大切にしたい軸を決めながら今後の生活に想いを馳せる作業はまさに壮大なライフプロジェクトのようでした。